やっと心臓の手術が終わりました!

皆さんへ、

猛暑が続きますが如何お過ごしでしょうか?
多数の励ましのメールを頂き有難うございました。4月以降、入院・退院を繰り返しましたが、やっと手術が無事終りましたので、その闘病記を書いてみました。何かの参考にして頂ければと思います。

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18日に手術を行い、20日にICUから通常病棟に移りました。
そして昨日27日に退院をし、やっと自宅に戻ってきました。

手術は当初は弁置換術で生体弁の使用が考えられていましたが、執刀医の先生のお力で、弁形成術といって自分の弁を修復する形で出来たのでラッキーでした。
三笠宮殿下がされた手術と同じものです。

手術前日に主治医から内容を聞きましたが、人工呼吸器を口から入れ、その後、胸骨を電気鋸で切断、人工心肺の接続、心臓への血流の停止、左心房を切り裂き、弁の修復或いは置換を行うと言うもので、聞けば聞くほど恐ろしくなる内容でした。

もっとも手術中は本人は麻酔がかかっているので、痛くも何ともないのですが、流石に麻酔が覚めると、あちこちが痛くなってきました。

麻酔が覚めた瞬間、自分は生きていたのだ! 良かった!と思いました。然しながら10分くらいして目を開けると、周囲の景色が90度回転しており、不思議な光景でした。ひょっとして自分は地獄にいるのではと思いました。しかしまた10分もすると正常な景色に戻り、段々麻酔から覚醒してきました。

その後、術後の経過も良く、昨日に退院し自宅に戻りました。久しぶりのビールは最高でした。
普通に暮らせる事がこんなにも有りがたい事かと実感しています。
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月中旬の入院以降付き添ってくれている家内には感謝・感謝の一言に尽きます。

これからしばらくの間に、まだ色々な治療が続きます-----弱った体力の回復、切断した胸骨の固着(今は車の運転も禁止されています。ましてやゴルフなぞとんでも無い!と言う事です)、血液の抗凝固剤の服用による、血栓ができるのを抑えるとか等などです。

頭の重いコルセットは取れましたが、今は胸の胸骨を抑えるための胸帯(チェストバンド)を装着しています。
まだ完全復帰ではありませんが、復帰に向けてやっと動きだしました。
会社は8月末から9月上旬位の出社を考えています。
皆さんと一杯飲める日・ゴルフの出来る日を心待ちにしています。
皆様も、猛暑厳しき折、お体ご自愛ください。